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HAMPI−クライミング編のその1 ところでクライミングについてどういうふうに書こうか悩んでしまうのだが、というのも何々が登れましたとか、ムーブがどうでホールドがどうでなんてこと細かく解説してもつまらないだろうし、何より自分が読む気がしない。何とかそうならずに、 Hampiでのクライミングの状況をうまく伝えられたらと思う。これを読んでHampi に 行ってみたいと思ってもらえばうれしいし、ひとつの情報として活用してもらえばいいと思う。
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Hampiの岩は花崗岩である。とにかくボルダーは山ほどあるので、フレーク、エッ ジ、スローパーといろんなタイプがある。岩の雰囲気はアメリBishopに近いか な。川の近くのエリアは磨かれたスローパーがあるが、その他は風化によって作らたフレーク、エッジが多く、かなりシャープなので皮につらい。それにかつては岩を 加工して寺院を作っていたので、それによって直線的に切られてできたカンテのライ ンなどもある。 さて事前に得られる情報といえばClimbing,ロクスノの記事とpilgrimageぐらい。し
たがって、まずは情報を集めなければならない。とりあえず知っている情報を頼りに 近場から歩き回ってみる。 |
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暑いといえば、着いたのが3月の6日だが、当初は夜から朝にかけては寒いくらいで、日中は30度を軽く越えるくらい。湿度はかなり低いので、日向に出ると日差しが痛いくらいだが、日陰は比較的涼しい。したがって、一日の行動パターンはこんな感じである。朝日の出前起床、屋台でチャイを飲んで登りに行く。昼間は食べて寝てのんびりする。夕方からまた登りに行き、暗くなるころ帰ってきて夕飯。そして寝る。しかしホーリー後徐々に暑くなり、最後の1週間は日中45度を越すくらいにまでなってしまった。ホーリーは春の到来を祝う祭りでもあるのだが、ぜんぜん祝えるものではない。インド人でさえ「too
much hot」と言ってぐったりしている。僕も朝晩のクライミングがどちらかひとつになり、最後には岩場に行くだけで一日の体力が終わってしまうくらいへばってしまったのだった。今度はもう少し涼しいときに行きたいものだと思う。
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