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2003/4/19


尾花 輝明さん」
〜平山ユージさんの強さの秘密とは〜

今回のゴールデンアスリートのゲストは、平山ユージさんが22歳の時に出会った仙台のヨガの先生、
「尾花 輝明さん」でした。 尾花先生の年齢は81歳、見た目は60歳、体は30歳・・?、心は20歳・・?!
とにかく、その肉体と精神の内側にみなぎるエネルギーは、どうやら「吐く力(はくりょく)」というものから
生まれているようです。 「吐く力」が強くなると、クライミングもうまくなる!! 果たしてそのやり方とは・・


〜前編〜

 「自分には何か足りないものがある」 そう感じて悩んでいた22歳の平山ユージさん。スキーのインストラクターの方に出会い尾花先生の存在を知った平山さんは、クライミングの合い間に仙台に通いました。そして、その「足りないもの」を見つけ、3ヵ月後のワールドカップで念願の優勝を果たします。

 平山さんによる尾花先生の紹介によって始まった、ゴールデンアスリート。参加者は予想を大きく超えて、70人ほど集まりました。

 まずは呼吸のテストです。 これは、@鼻から5秒息を吸う。Aそのまま20秒間息を止める、B口を大きく開けて「はぁー」と息を吐き出す、というものでした。さあ、何秒間で息を吐ききるでしょうか。 5秒、10秒、はたまた20秒・・。「吐く力」がある尾花先生は、30秒以上もかけて吐ききるそうです。
  「吐く力」は肺活量とは異なるもので、この力がつくと、なんと!暗記力や思考能力、適応能力自然治癒力、自律神経の調整能力といった、様々な能力がアップするのです。そしてこの「吐く力」は腹式呼吸から生まれるものでした。

 腹式呼吸をやってみましょう。 まず、鼻から息をお腹に吸い込みます。このとき、横隔膜を下げるように意識し、お腹をぷくーっとふくらまします。今度は、横隔膜を上げるように意識して、はぁーっと大きく息を吐ききります。 この横隔膜の上げ下げによって、内臓が動き、元気になります。つまり、体内の自然治癒力が生まれて、内臓の病気を治してしまうほどの効果をもたらすこともあるとか。
 なお、上記の@:A:Bの秒数の比を1:4:2、つまり@を3秒、Aを12秒、Bを6秒で行なって、段々その時間を長くしていくという練習も効果的だそうです。
 呼吸とは、吸うことではなく、吐くこと。腹式呼吸によって、吐くことで重心を下げられるようになると、体がリラックスして、運動をしながら回復することも可能になります。実際、腹式呼吸をマスターしている人は、山登りをしながら呼吸によって、体はリラックスし、適応能力が増して酸素摂取量が自然と多くなるので、疲れないどころか疲れを取り除いていってしまうそうです。

 次に、体を伸ばしてみましょう。 見てください、尾花先生のこの軟らかさ!これも、呼吸=吐く力によって生まれる柔軟性なのです。なるほど、吐きながら筋肉をリラックスさせることができれば、柔軟性を引き出せるということですね。息を吐きながら、先生は体をどんどん横に倒していき、最後にはかかとにひじをのせてしまいました・・。
 尾花先生は「逆立ち」も、若さでも筋力でもなくて、 呼吸でやってしまいます。そのため、先生の体はピタッと止まったまま。そして、ずっとその体勢を維持していられるのです。

 この後は、様々なヨガのポーズを教えていただきました。すべてのポーズに共通して言えるのは、やはり鼻からお腹に息を吸い込み、吐きながらポーズをとることです。吐ききったら鼻から息を吸い、繰り返してみましょう。

両手を上へ上へ・・
 両手を上げて、息を吐きながらとにかく上へ伸ばしていきます。応用編としては、伸ばした状態で鼻から息を吸い、はぁーっと吐きながらそのまま体を前に倒して前屈します。このときつま先も上にあげるのがベスト。

体を横に倒します
 両手を上げて組み、手のひらを上にします。そのまま息を吐きながらどちらかの方向へ真横に体を倒していきます。腰を、体を倒した方と反対(やや上のほう)に突き出すイメージでどんどん倒していきます。

今度は後ろに
 手を下ろしてまっすぐ立ち、顔は前を向いたまま
上半身を後ろに倒していきます。ひざを突き出して、かかとを上げ、両かかとを両手でつかみます。

手を使わずに立つ!
 正座をします。手を使わずに、飛び上がるようにして一気に立ちます。あなたは81歳になってもできますか?尾花先生は、“呼吸”でやっているので、今現在も楽々できてしまうのです。

開脚V
 足を伸ばして座ります。両足を開きながら上げて両手でかかと(足の裏)をつかんで、Vの字で静止します。もちろん、呼吸法で、ピタッっと。

閉脚V
 足を伸ばして座ります。両手を伸ばして前に出し、足をそろえたまま目の高さまで上げていき、静止。手は足先をさします。

右鼻呼吸
 左手の親指で左の鼻の穴をふさいで、右鼻だけで息を吸い込み、口から吐き出します。体が温まり、肌もきれいになります!寝る前、起きたときに、それぞれ“9回以上”やるのがポイント。

 

みなさん、いかがだったでしょうか?腹式呼吸やヨガのポーズ、できたでしょうか?続きは〜後編〜へ・・
よく眠れる!髪が生えてくる!リウマチも止まる!ヨガのポーズをまだまだ紹介します。お楽しみに!!

↓以下は今回のゴールデンアスリートの概要です。
日 時 2003年4月19日(土) 14:00〜18:00
場 所 クライミングパーク ストーンマジック
内 容 スペシャルゲストの平山ユージさんと一緒に、ヨガとクライミングについて実践します!!
持ち物 クライミング用具(靴・チョークバッグ)、ストレッチ用マット(なくても可)
お申し込み TEL、E-MAILのいずれかで事前に直接お申し込み下さい
参加料 ゴールデンアスリート参加のみ : 1000円 (特別会員は無料)
ゴールデンアスリート参加と施設利用 および 施設利用のみ
通常の施設利用料 (ゴールデンアスリート開催時間内は、一部エリアが利用できなくなります。ご協力お願いいたします。)
プロフィール

生年月日 1922年(大正11年) 4月3日   81歳
仙台市在住
29歳の時にヨガに出会い、ご自身の病気を克服する。 以来、人生を“人々の健康奉仕”にささげ、今日にいたります。

平山ユージさん
からのコメント

僕が先生に出会ったのは、22歳の時でした。
“こんなに凄い人が世の中にいるのか?”という尾花先生の存在への驚きでした。まずその容姿が若いのに驚きでしたが、話す言葉一言一言が、僕にとってはとんでもないほど豊かな知識に富んだもので、僕の人生観を変えてしまいました。と同時に呼吸法やヨガのポーズをいくつか教わった僕は、大きなエネルギーを与えられたようでした。
そして、結果が出たのはそう遠くの話ではありませんでした。先生に出会った3ヶ月後のワールドカップ・フランクフルト大会で見事優勝したのです。
今までこういったことを話したことは無かったのですが、今回こうやって尾花先生が東京に来てくださるということで、皆さんにお伝えしようということになりました。僕自身の強さの秘密を、ここで知ることになるでしょうが、皆さんの健康、そしてクライミングにプラスになるだけの価値も十分あると思います。
どんどん参加してください!    平山ユージ

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