小山田大氏プロフィール(ストマジアレンジ版)

1976年8月、鹿児島県にて生誕。
少年時代より、登ることを愛し、中学生にして岩登りへの欲求を感じる。
自作のエイト環、ハーネス、シューズを片手に、片道3時間の道のりをひたすら自転車を漕ぎ岩場へ通い出すのが15歳。
時に、岩場に人影がなければ、そのまま3時間の道のりをまた戻ることもしばしば。
ほとんど情報を得られない僻地にて、東京のクライミングはより進んでいる筈だ、とただひたすらに己の道を邁進する日々。
ところが、1993年、ジャパンツアー福岡大会にて、弱冠16歳にして7位となり、一躍注目を浴びる。
その後渡欧し、1996年11月、東京有明の全日本選手権で優勝を飾る。
実際に上京して初めて知る己の実力。
その後数々のコンペで優勝するが、「コンペ結果のためにクライミングをするのではなく、そこに綺麗な岩があるから自然と登りたくなる。ただそれだけなのだ。」という自身のライフワークとしてのクライミングを追究し続ける昨今である。


--- 蛇足ながら筆者コメント ---

クライミングへの熱い情熱・闘志を秘めながら、ガツガツとした獰猛さを感じさせず、他人への木目細やかな配慮が印象的でした。
まだまだ先の楽しみな若いクライマーの成長に期待したいと思います。