小山田大 ヨーロッパツアー 2002 初夏編

ストマジではすっかりお馴染み金髪ドレッドヘアーが目印の小山田大さん。
課題を作って頂いたりワンポイントレッスンを受けたりとなにかとお世話になっている超幸運なお客様も多い筈。
現在ヨーロッパツアー中の小山田さんの現地での様子を随時お伝えしていきます。
4/29に鳳来のハイカラ岩でメタフォース5.14cを完成させ乗りに乗っている彼の活躍、楽しみですね。

 蛇足編 ・・・アクシオンダイレクトって何?という方、お時間のある方はこちらへも 

スライドショー開催!

●日時 : 7/20(土)海の日 午後(2時間程度を予定)

●料金 : 無料!

●内容 : 今回のヨーロッパ−ツアーの模様・報告会を中心に、
       最新ヨーロッパ事情等も小山田大さんにご紹介頂きます

●特典 : 参加者の中から抽選で小山田さんのヨーロッパ土産をプレゼント!

7/1 速報第六弾
もう間もなく帰国予定の小山田さん。マネージャー佐々木さんからヨーロッパ最後のお便りが届きました。
私達4人のヨーロッパツアーもそろそろ終わりを迎えようとしております。

6月中旬の40度を超える灼熱期間をやり過ごし、
ここ1週間程は18度位の涼しさで、それに比例するように
たくさんの岩場でたくさんの成果を上げる事ができました。

ぬめって止まらなかったホールドがウソのように手に吸い付き
気持ちの良いクライミングを存分に楽しんでおります。

そして保科も小山田も、またひとまわり大きく強くなったように感じます。
たくさんの成果を持って帰国できる事をうれしくおもいます。
早く日本の皆さんにも小山田の登りをお見せしたいです。
7/20(土)の報告会が楽しみです。
6/16 速報第五弾
小山田さんがついにアクシオンディレクトに取り付きました!
以下マネージャーの佐々木さんからの報告です。
<アクシオンダイレクトについて>
このエリアは、足を踏み入れた瞬間から何ものかが潜んでいる様な妖気が漂っている様な、不思議なふいんきを感じさせられる場所です。 森が深く、暗いせいでしょうか。

岩自体にスケールはありませんが、森の中に突如として現れ、美しい肌を持ち、
荘厳さを感じさせる、その岩頭の真中にアクシオンダイレクトがあります。
コンディションを測りながら、10日の午後、初めてルートに取り付きました。
小山田がこのルートを触ってみて感じた事を簡単にまとめますと、
・世界のハードルートの中にあって、極めてマニアックであるという事。
このマニアックさにじっくりと体を合わせて行かないと落とせないタイプのルートであるという事です。

とはいえ、2回目のトライで、ムーブは全て解決。
やはり尋常な強さでは無い事を見せつけてくれました。
激しいムーブの連続を、まるで豪華な料理を味わう様に、うっとりと楽し気に取り付いていました。

6/12 速報第四弾(写真付)
ドイツでの生活について、マネージャーの佐々木さんからリポートが入りましたので掲載致します。

フランケンユーラも降ったり止んだりの天気です。
それでもPottensteinの近くにとても快適な家を借りる事ができ、スロベニアでのキャンプ生活に比べ、かなり生活環境が改善されました。
ツインベッドの部屋が2つ、とても広いダイニングキッチンに、もちろん、シャワールームが付いています。 

4日にドイツ入りし、今まで小山田が登った岩場は8ケ所。
ボルダーエリアあり、ルートあり。岩場探検が日課になっています。 
アパートを中心にして、20キロ圏内に主要な岩場が沢山あります。 
また、岩場で出会った地元クライマーが新しいエリアや課題を、親切に教えてくれるので、雨の日も何とか登る事ができてます。

今まで登った(5日間)、8ヶ所の岩場での成果 
Rampinoの左 8b Radamahada
エリア名 グレード 課題名/ルート名
Marrian Grotte (ボルダー)(マリアグロット) FB7c 2段+ 名前不明
Time's Tunnnel (ボルダー)(タイムズトンネル) FB 8a 3段+ Risenmygh
Waischenfelder (ボルダー)(ウェイシェンフェルダ) FB 7c 2段+ Rampino
FB 8a 3段+ Radamahada
FB 8b 4段+ Rampinoの左(名前不明)
Plech (ボルダー) (プレッヒ) FB 7c 2段+ 名前不明
FB 8a 3段+ 名前不明
Hulk-Blocke (ボルダー) (ハルクブロック) FB 7b+ 2段 Rechtes Dach
Eldorado (ルート) (エルドラド) 10+ 5.14a Stone Love(4回目)
Waldkopt (ルート) (ワルドコプト) 10− 5.13b Sachsenboulder
Maximilianswand (ルート) (マクシミリアンバンド) upに使っています

と穏やかな生活ぶりが窺える文面でしたが、小山田さん御本人からのメールには、
「雨ばっかりで気が狂いそうです。だから昨日は気晴らしにみんなで踊り狂いました。(中略)楽しくやってます。」
と本音もポロリ。雨の中、わずか五日間でこれだけの快進撃、相当すごいと思いますが、相当鬱憤が溜まってらっしゃるご様子。

6/4 速報第三弾
6/3、スロベニアを後に、ドイツはフランケンユーラーへと移動。
スロベニアでの主な成果は

Matrix 8b+ 14a 2撃
Missing Drink 8b+ 14a 3撃
Missing Link 8b+ 14a 2撃
Gliste 8b+ 14a 初登
STRELOYOD 8C 14b 4撃
Konec Mira 8c+ 14c 2日
Marjetica 8b/8b+ 13d/14a 1撃(ホールドは全て知ってました)
Pinguvin 8a+ 13c オンサイト
Corto 8a 13b フラッシュ

です。怒涛の快進撃です。
何でもある日、とーってもご立腹な出来事があって、腹いせに
14cを一本登って、その後 13cをオンサイトして、最後に 13bをフラッシュして、すっきりなさったそうで、ストレス解消方法も常人とは違うのだなぁと恐れ入ります。

「ドイツも頑張りまーす。」
とのこと。期待してまーす。

5/24 速報第二弾
初めの10日間程は、悪天候に悩まされてクライミングもままならない状況だったそうですが、オスプでのキャンプ生活もすっかり慣れ、調子をあげてきている様子。到着早々、いきなり5.14aを二撃した彼の時差ボケ知らず振りには相当驚かされましたが、今回は成果報告が更にテンコ盛りです。
         <ミシャペチのプロジェクトについて>
一ケ所どうしてもしみ出しでかわかないホールドがあり、ムーブはやっているのですが、まだRPまでには時間が必要な様です。

<成果>
プロジェクトのコンディションが良くなるのを待つ間、既成のルートを登りました。
98年に来た時より、新しいルートが増えていて、写真等撮ったので、紹介したいと思っています。
(ミッシングドリンク 8b+ 14a)
・ミッシングリンクのバリエーションで、こちらの方がいいルート。 3撃。
(コネクミラ 8c+ 14C)
・新しいルート。 15m程。 1日でのぼれそうでしたが、2日かかりました。
(ミッシングリンク 8b+ 14a)
・これは古いルートですが、まだトライしていなかったので、今回登ってみました。
コネクミラを登った翌日だったのでかなり疲れていましたが、2撃できました。
よかったー。
(VIPAVSKE VELAについて)
気分転換に、違う岩場に行ってみました。
スロベニアでミシャペチ以外に行くのは初めてです。
オスプから車で一時間程で到着。そこでスロベニアのハードルートクライマーのウロス ペルコに偶然出会う。
4年前に、ミシャペチで一緒に登った事を覚えていてくれて嬉しかった。彼はここが地元で、この岩場の事ならなんでも知っているという感じ。 ルートも彼がほとんど作っている様だ。
早速、プロジェクトを教えてもらい、トライした。
すぐにムーブができて、一日で登れそうだったが、最後のトライで上部でおちてしまい?の日は時間切れ。
次回はたぶんいけるでしょう。


小山田大
今回はオスプでの生活も少し覗きみてみましょう。

朝6:00、教会の鐘が鳴り渡ります。その後8時位に起き、ゆっく りと朝食。
クライミングに行くまでの間、 愛弟子保科宏太郎君と二人でザリガニ採りなどをして遊んでいます。
オスプの岩場の鍾乳洞から来る小川が、キャンプ場の入り口に小さな流れ込みを作っているようです。水温13度位の冷たいお水です。
日本にいるザリガニより少し小さめで、ちょっと見食べられそうな感じですが、捕まえては逃がしているそうです。
今回の遠征に同行している保科君は、この春高校を卒業したばかりの今が延び盛りの若者です。小山田さんの一番弟子とあって、小山田さんの寵愛も一入。3月にストーン・マジックで行われたユースチャンピオンシップでも、2位に入るなど、この先がとても楽しみですね。
クライミングの開始は11:00位。 夜7:30位までは登れるので、ゆっくりの スタート。
平日でも他にクライマーが全くいないという事はなく、大きなエリア の一番難しい場所で一日を過ごします。
キャンプ場に戻り、シャワーを浴びて、 夕食の時間になると、あちこちでホタルが飛び交います。
キャンプ場を営むご家族はとても良い方々らしく、毎日の様に自家製ワインの差し入れがあるのだそう。
同行されているマネージャーの方曰く、「野性的なおいしさ」とのこと。しかし、プロジェクト中は専ら禁酒される小山田さんなので、このワインを口にされてはいないのでしょう。
「良い成果が出た日は皆で乾杯をします。 毎日充実した、豊かな時間を過ごしております。」と語るマネージャーの言葉に、家庭的な暖かみを感じます。小山田さんの乾杯の味はどんななのでしょうね。
5/16 速報第一弾
5/8(水)正午過ぎ、アルタリア航空にて日本を後にした小山田さんは、イタリア到着後、レンタカーにてスロベニアはオスプという村へキャンプインされました。
今回小山田さんが狙うオープンプロジェクト9a(5.14d)は、ミシャプチという岩場にあります。
滞在先から歩いて20分位の所とのこと。
さてさて、現在の様子はどうなっているのでしょう。

        
こっちに来てから、毎日必ず大雨が降っています。
乾いて濡れて、乾いて濡れての繰り返しで、なかなかいいコンディションを掴むことができません。

そんなわけで、二日間はプロジェクトのムーブ探りや、岩場慣れで、費やしました。
三日目にして、僅かですが成果を出せたのでお知らせ致します。

5/13に新ルート、Matrix 8b+(5.14a)
を二撃する事ができました。
8b+の二撃は4本目位なので、まあまあ良かったかな。
でも、まだまだスムーズに体が動かない感じです。

もう少し岩場に慣れないと、プロジェクト完成は難しいかも。
時間はたっぷりあるので、気長に頑張ります。

小山田大

二日前までものすごい雷と大雨で、流石の小山田さんもも大分がっかりされていたそうですが、
その後、いきなりお天気が回復し、プロジェクトへの意欲も全快。
ヨーロッパ全域で悪天候が続いている中、スロベニアが一番まともとのことですが、波乱含みのツアーも予想されます。

日本もぐずついたお天気が続いていますが、この傾向は地球規模なのかもしれません。
頑張って欲しいですね